2023年11月26日日曜日

例のマザーボードをノートパソコンに移植してみた。

お久しぶりです。
今回は例のマザーボードを入手したのでそれを使えるようにするまでに知ったことを書いておこうと思います。
誰かの役に立てば嬉しいけど…。

※当たり前ですがここで行っていることは全て自己責任です。何があっても当方は一切責任を負いません。
また今回はドナー機にマザーを移植して使いました。なので、マザー単体で使う予定の人には恐らく関係のない話となります。

例のマザーボードは秋葉原のショップにて1万円ちょっとで購入。
どうでもいい話ですが、久しぶりの秋葉原は楽しかったです。
大阪の日本橋とは違った感じがありますね。


~前提条件~
マザーボードはCorei5-1235Uと16GBメモリ搭載のもの。
ドナー機はUH90/F3の不動品をオークションで購入。マザー以外は正常でした。
SSDはTeam製のNVMe 512GB。

ドナー機へは大きな問題なくマザーボード交換ができました。各種端子の位置もピッタリです。
強いて言うなら11thのマザーにはイヤホンジャック部分にプラ製のスペーサーがあります。
それを外さないと12thのマザーは載りません。
ハマっているだけなので簡単に取れます。

バッテリー、CPUクーラー、ヒートシンク、上半身一式、タッチパッド、キーボード、CMOS電池、スピーカー、電源ボタンの指紋認証センサー全てが12th移植後も問題なく動いています。


~準備物~
1.USBマウス
2.HDMIを搭載したモニターやテレビ
3.ネット回線
4.普通に動くパソコン

USBマウスはWindowsインストールからドライバ適用まで必要です。
無いと操作ができません。Windows11の標準ドライバではタッチパッドは動きませんでした。
HDMI搭載(ryはディスプレイドライバ適用時に内蔵LCDが使い物にならなくなる為です。
後で記載しますが、レジストリを弄って再起動するまでは外部モニターで作業します。
最後の2つは各種ドライバダウンロードに必要です。
できる人なら変換ケーブル等でUSBメモリを使って、スマホでダウンロードしても大丈夫でしょう。


~まずはWindowsインストール~
まずは普通にWindowsを入れましょう。
タッチパッドは使えないのでUSBマウスを使います。
私はWindows11 23H2を使いましたがHome版としてインストールされました。
ちなみにディスプレイドライバを入れるまで(Windows標準ドライバで動作している間)は、普通に内蔵LCDは動作します。最大輝度なので眩しいですけどね。


~各種ドライバインストール~
普通にドライバをインストールしていきます。
ドライバは富士通の公式サイトからダウンロードできます。
.infのインストールが多いですが、まぁポチポチやっていればそのうち終わります。
いくつかベースとドライバを入れないとインストールできないものもあったので、臨機応変に対応しましょう。
なお、ディスプレイドライバだけは一番最後に入れた方が楽です。あと無線LANに繋げるのもね。勝手にWindows Updateがディスプレイドライバを拾ってくるかもなので。


~ディスプレイ~
さて本題。
Iris Xeのディスプレイドライバを入れると内蔵LCDでの画面表示がバグります。
正確には数fpsしか出ていないような感じ。コマが飛びに飛んだパラパラ漫画のようになります。
HDMIで外部に出力すると何の問題も無く動いています。

この場合、インテル グラフィックス・コマンド・センターより「パネル・セルフリフレッシュ」をオフにすれば良いのですが、どうも最近のアップデートでその項目が消えたとか。
実際に試してみると出てきませんでした。ダウングレードしたものを入れれば出てくるのでしょうけど、勝手にアップデートされて消えても困るしさぁどうしたものか。

Twi…Xにて助けを求めると有識者の方が項目を出す方法を書いてくれていました。
教えてくれた方々には感謝しかありません。
もし有識者様がこれを見つけてくださり、何か問題があるのであれば下記の記述は消しますのでご一報ください。

作業前に必ずHDMIで外部モニターに出力しておきましょう。
今からの作業は外部モニターを見ながらとなります。

1.まずはMS Storeよりインテル グラフィ(ryを入れる ※ネット回線が必要
2.レジストリエディタを開く
3.下記の階層を辿る
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4d36e968-e325-11ce-bfc1-08002be10318}\0000
4.PSR2Disableという値名を探してダブルクリックで開く
5.値を0から1に変える
6.再起動する

尚、0000は0001や0002の場合もあるらしいです。
機種によって変わるらしいです。



これで恐らく使えるようになっているはずです。
あとは好みのソフトを入れるだけです。

12thのPCは初めてなので色々と楽しめそうだ。

2023年1月10日火曜日

iPod miniにRockboxを入れる話

ハードオフで箱付きiPod miniを1650円で発見したので、久しぶりにCF交換やRockboxで遊びたいなぁと思い買った。
状態は傷だらけだったのでとりあえずサクッと分解。分解方法?他の方のブログを見てね。


HDDは生きていた。カリカリ音を立てているのが懐かしく感じる。
でもいつ死ぬか分からないので、CF→SD変換アダプタで32GBを搭載。後日MicroSD 64GBに変える予定である。
バッテリーは、ロワジャパンが販売終了していたのでAliExpressで中国から買った。
空輸する為なのか「より良いプロテクトのため」というあからさまに嘘な理由を使い、バッテリーをおもちゃ2つでサンドイッチして内容物はおもちゃということで発送するというトンデモ出品者から買ってしまった。税関で引っかからないといいが。
ケースは現在塗装中。上手く塗れん。


で、本題。Rockboxの導入。
とりあえず公式サイトからRockboxUtilityをダウンロードして入れようとした。
が、ブートローダーが入らない。ケーブル、CF、PCを変えたがダメ。
原因究明が面倒だったので、Rockbox公式サイトからiPod mini 2g用のファームウェアとiPodpatcher.exeを直接ダウンロード。
iPod用ファームウェアはここ。自分の使うiPodに合うファームウェアをダウンロードしよう。
iPodpatcher.exeはここ。直リンクなので注意。

ファームウェアは解答したら、出てくる「.rockbox」フォルダをiPodの直下にコピー。
その後iPodpatcher.exeを実行。「i」キーを押してインストールしよう。

無事に終わったらUSBを抜くか、「真ん中のボタン+MENUボタン」を同時長押しで再起動するとRockboxが起動するはず。


バッテリーが死にかけで交換するまでほぼ使えん。